片平整骨院 の日記
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むちうち症
2012.02.10
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ムチうち症とは、衝撃を受けた際に首が頭の重さにより、勢いがつきムチのように動き捻り、負う傷病の俗名です。
自動車による交通事故だけではなく、足元が滑り転倒又は、転倒しそうになり踏ん張った時など、ムチうち症を負うきっかけは、些細な事も含みます。
ムチうち症の分類
①むちうち症の典型例として、頸椎捻挫型があります。
②バレー・リュー型 吐き気、目まい、耳鳴り、目のチラつき、かすみ、頭痛、頭重感、物忘れ、倦怠感等自律神経系の障害がある場合
③神経根型 項(うなじ)、僧帽部から上肢にかけての放散痛、しびれ、腕の脱力、握力低下など
◆ムチうち症は、症状により上記の3タイプ、又は混合型に分類します。
それぞれの型によって治療方法も異なりますが、整形外科分野での一般論では①の頸椎捻挫型は3か月程度で治癒すると言われてます。
②につきましては、現在裁判等々で話題になつている低髄圧症候群を含み、完治するには難しい症状だと言われてます。
③につきましては、神経損傷により、ある一定の治療期間を終え、治癒しない部分について障害認定の対象とします。
◆あらたな治療方法~近赤外線治療器スーパーライザー
当整骨院では、本機器による照射法が適用するムチウチ症の患者様にスーパーライザー照射療法をおこなっています。
特に神経ブロック注射を受けている患者様には代替療法の一つとして、スーパーライザーによる神経プロックが有効であるといわれ各科で導入されている器機です。
